2018/08/06 14:30
こんにちは。酒林(しゅりん)ゆきです。
私が、タティングレースと出会ったのは、2015年7月頃。
ちょうど、今から3年前ですね。
思い返せば、あっという間の3年間でした。
3年前の私は、チームでの取り組みを学ぶためインターンシップ生として吉備野工房ちみちさんで活動していました。
それまでの私は個人での活動だったので、
「チームで事業を動かすということはどのようなことなのだろうか?」
という疑問があったからです。
吉備野工房ちみちのプロジェクトに対する目的は、国際貢献事業の一環として、タイ農村部のお母さんたちが作ったタイシルクを使って日本の私達が編み物をすることで支援をするというものでした。
このプロジェクトに取り組みはじめた頃の私は、タティングレースという言葉さえ知りませんでした。
私の母は、私の子供の頃の服は手づくりをしてくれていたので、手芸に触れる環境に幼い頃からいたのにもかかわらず、タティングレースのことは知らなかったのです。
母の影響もあり、私も幼いころから手芸に魅せられ、自分の手提げバックを作ったり、プレゼント用の雑貨を作ったりしていました。
このような家庭で育ったのですから、手芸屋さんへ行く機会も多く、タティングレースという分野に触れる機会も多かったはずです。
この他に、なぜ、タティングレースと出会わなかったのだろうと不思議に思うことがあります。
私は、ミシンで作った自分のバッグに、自分で作ったレースを取り付けたいと思い、かぎ針でレースを作る練習をしていました。
結局のところ習得できませんでしたが、「なんとか、自分でレースを作りたい!」と強く思い続けていたのです。
また、今から思えば、柔らかさはあってもタティングレースと比べればカチット感の少ないかぎ針編みでは満足できなかったと思います。
「もう、出会えないかもな~。私の求めるレースには・・・。」
そのような思いが心の底で諦めの気持ちを大きくさせていました。
ですから、インターンシップの時に、初めてタティングレースに出会い、そのレースの仕上がりを見た時には、
「これだーーーーー!!!」
と胸が高鳴りました♡あのワクワク感とドキドキ感は、今でも鮮明に覚えています。
どうしても、タティングレースを自分で作ってみたくなった私なので、目の前でタティングレースを作って見せてくれたその方に教えてもらえるようお願いをしました。
ですが、作って見せてくれたその方は、
「私は教えることができないの。だから、教えられる人を紹介するわね。」
と言っていただき、紹介者の教室へ出向きました。
教室に行く前に、「タティングレース動画」で検索して、動画を見ながらチャレンジしてみたのですが、私には理解することができませんでした。
それでも諦めきれなかったので教室に学びに行ったのです。
教室では、主にかぎ針編みや棒針編みをメインに教えられていたので、タティングレースはリングでのお花を作るところからスタートしたと思います。
時間が足りず、最後のピコットつなぎができずに帰ってしまったのですが、リングが作れるようになって、目の移しができたことは私にとっては大きな収穫でした。
教室ではできるようになり喜び勇んで帰宅したのですが、次の日、リングを作ろうとしてみるとできなくなっていました。
そして、自分がなぜできなくなったのかも、その時はわからなかったのです。
今から思い返すと、目の移しを目で見て理解するのではなく、音を聞いて、その音を頼りに手を動かしていたのです。
自分でも笑えます。できるようになってしまうと無意識に目の移しができてしまうのに、
初めて取り組むときには教える側では想像さえできない理解をしてしまうんですよね!
このような経緯があり、私はタティングレースに夢中になっていきました。
レースの仕上がり感にもうっとりしましたが、実は、シャトルの形と結び目を作っていく指の動きの優雅さにも魅かれたのです。
なぜ、シャトルの形に魅かれたかというと、船の形だったからです。
私の夢のキーワードには、水や海、船、自然、子供達、つながり、絆・・・などがあります。
あの頃名付けていた夢を叶えるためのプロジェクト名は「箱舟プロジェクト」でした。
このように思い入れのあるキーワードと重なったシャトルの船の形を目の前にして心惹かれないはずはありません。
さらに、タティングレースは結びの連続で作られたレースです。
この結びが手をつなぐイメージと重なり、タティングレースを一目一目結んでいくたびに夢に近づいている気持ちになって、勇気づけられたものです。
指の動きの優雅さは、↓こちらを見てみてください。
まだ、優雅とまではいかないかもしれませんが、タティングレースを作っていることを見たことがない方にとっては、なんとなく、どのように指やシャトルを動かすのかをわかっていただけると思います。
*酒林音声付き
(まだ、話しながら結んでいくことに慣れていたなかった頃なので指の動きがもどかしかったり、話している内容がイマイチですが、ご了承ください。)
本当に懐かしいです。
こうして振り返ってみると3年という月日ですが、感覚の日数にすると5~6年の時間が経過している気がします。
夢中になって、一心不乱で進んできたからかもしれません。
タティングレースのリングやチェインができるようになった頃、私の住む倉敷で、タティングレース専門の教室を探しましたが見つけることができませんでした。
そこで、最初に教室で教えてもらった以降は、本を買って学びました。(本の紹介は下部)
◇↓こちら添付URLは、インターンシップでお世話になった吉備野工房ちみちさんのFBページです。
1年間の取り組みだったので、今では、こちらの活動は終わっています。
懐かしい記事です。
(FBアカウントのない方は、見ることができないかもしれません。)




この「タティングレース新しい世界」が気に入った理由は、
・海外のタティングレース作家さんのコメントも紹介されていたこと
・理論に基づいた指の動きの説明がわかりやすかったこと
・初心者から上級者まで満足できるような図案のような気がしたこと
・写真の世界観がたまらなくツボにはまったこと
そして、なんといっても、歴史を大切にしながらも、現代にあった技術に開発していく聖光院有彩さんの心意気にも感動しました。
